2009年10月アーカイブ

#406

暗くなるだけでテンションを上げていた、あの頃。

小学生の頃、集会などで体育館に集められ ビデオを上映したりする際に、電気を消されたことがあっただろう。そういうとき、決まって「ふぅ〜!」みたいな感じでテンションを上げていた者がいたと思う。
僕は 暗くなっただけではテンションは上がらず、淡々とした表情で 静かにビデオが始まるのを待っていた。同時に、テンション上昇のトリガーが「暗転」って、文明をもつ生物として どうなんだろう、とも思っていた。

しかし、いま考えると、テンションを上げておけばヨカッタ。

社会人になったいま、プロジェクターの映像を見やすくするため、打合せの途中なのに 突然 電気を消されたりすることがある。だが、いまはそれを淡々と受け止めなくてはならない。
「ふぅ〜!」とかテンションを上げれば、巡り巡って ボーナスが下がる要素となる。そればかりは避けたい。

「もっと勉強しとけばヨカッタ」は 社会人になってからよく思うようになったが、「暗くなったとき もっと『ふぅ〜!』ってテンション上げておけばヨカッタ」とも思うとは。
あの頃の彼らの「ふぅ〜!」は、文明をもつ生物として 将来を見越しての「ふぅ〜!」だったワケだ。

#405

テレビはつまらなくなった、と言われる。

テレビに対して人は、基本的には受け身となる。
視聴者は流れてくる情報を受け取るだけ。デジタル放送では、こちらからの情報によりテレビからの情報が変化したりするが、それもページをめくるような変化であると思う。本そのものは変化しないし、ましては本の内容を変更したりはできない。
「双方向メディア」への道は、まだ遠いだろうか。

よって テレビはいつも、視聴者の発想を超えるような位置にいなければならない。
視聴者が受け身である以上、テレビは常に 刺激的で前代未聞の内容を提供する必要がある。視聴者の思いつく範囲で右往左往していては、「つまらない」のだ。

テレビは過去に異端な発想を出し尽くし、その知識と経験を根底にもつ視聴者に対しては非常に分が悪い。
同時に各方面への「配慮」が、さらにその内容を平均化してしまっている。

だから、テレビはつまらなくなった、と思う。

さて、昨日の『しゃべくり007』において。

ゲストのイケメン(名前は失念)のシュミが料理で、レギュラーメンバーのチュートリアルの福田さんとそれがかぶっていた。
その流れでイケメンと福田さんの料理対決となり、ネプチューンの堀内さんが試食。ふたりの背後に堀内さんが立ち、どちらがおいしかったか!? という展開になった。

次の瞬間、堀内さんは背後からふたりの股下にウデを入れ、すばやく股間をわしづかみに。
同時に発したコトバは「ジャングルパニック!」

股間をおさえ、痛がるふたりの表情(かお)を最後に、番組内容は次のゲスト(ジャルジャル)へと流れた。

料理対決は堀内さんの一発芸「ジャングルパニック!」への単なるフリ。これは いまだかつてない(やまだかつてない)。
たまにテレビってこういうことするから、まだまだ捨てられない。

#404

091020_0011~01.jpg


テレビで中国語「トイレがつまりました。」

なんというか、「とりあえず笑いをとっておけ」みたいなイメージ。ツカミ OK、茶の間ドーン! みたいな。おやすみなさい。

#403

弁当用の冷凍食品の中には、遊び心満載のものがある。

最近食べたのは、小分けになっているタイプの冷凍食品で、食べ終わると入れ物の底面に書かれている絵やコトバが出現する、という仕組みのものだ。
底面に書かれている内容は、だいたいが占いみたいなものだった。「ラッキーカラーは赤!」や「大吉!」「『よ』がつくお友だちと勉強すると はかどりそう!」といった内容。

先日なんかは「ラッキーアイテムは水!」と出てきた。

人体の 80% は水分だという。そのうちの ごくわずかが失われても、ヒトは息絶えるそうだ。
こういった知識は 義務教育の初期段階で身につけ、絵本とかテレビとかでもなんとなくは解ると思う。

そこにきて、「水を摂ると いいことあるかもよ!」という今さら感。
遺伝子レベルでの「確かに!」。

#402

僕の知っているムックさんは、なんだかちょっと抜けていて でも憎めないキャラである。ガチャピンよりもスキだ。もふもふしているところも よい。

そんなムックさんのクチから、『減税』なんて単語が出るなんて…。

「エコカー減税でお買いどき!」というコトバは、なかなかかわいらしくてよい。ムックさんやガチャピンが、楽しく購買意欲をかき立てる。
しかし、文節でそのコトバを分割すると、「エコカー」『減税』「お買いどき」。まさかのソサエティワード。

税金の概念、知ってたんだ…。

確定申告に向けて領収証を切ってもらっていたり、生命保険料控除の金額計算をしたりしているムックさんを、僕は知らない。知りたくもないし、そんなムックさん、コドモたちにも見せられない。

#401

091015_1311~01.jpg


天気のよい昼休み。

最近また職場の場所が変わったのだが(仕事の内容は同じ)、近くの河川にこんな看板が。
こういうのを見るだけで、テンションが上がる。

ちなみにこの看板に書かれている「AP」とは、「Arakawa Point」の略。


永久不変であるものは、存在しない。

実体を伴うものは、短期的/長期的なスパンの中で 何らかの変化が生じる。ある日 突然 大地は鳴動し、時代と社会は神の姿を変えるのだ。物質も精神も概念も何もかも、変化していく。
この宇宙自体が、猛烈な速度で膨張している。流転するシステムに内包されているこの世界が、永久不変であるハズはない。

だが、ある個人の構築した世界――"作品"とでも言おうか――そればかりは、例外であるかも解らない。
小説でも、絵画でも、楽曲でも、なんでもいい。表現のなされ方は時代によって変わるが、その本質は、永久不変であるともいえる。

その世界を創った者だけが、その世界の本質を変えることができる。
世界を止めるのも、世界を動かすのも、その者の右手にかかっている。

2009年10月14日の今日、永久不変と思われていた ある世界に、変化が訪れた。

400a.jpg

当サイトの 400回目の更新と、永久不変と思われていた植田まさし先生の世界に激震が走った瞬間がリンクして、本当に嬉しい。

#399

091011_1102~01.jpg


ダムを見学した。

巨大な構造物というのは、どうしてこうも美しいのか。


#398

スーパーで夕食の買い物をしているとき ふと目にとまったのは、たくさんのアボカドを手にしては笑っている少女だった。

アボカドの感触、形状、数量。
微笑むことのできる要素は、きっとこういうところにあるのだと思う。それは解っている。解っているが…。

「『アボカド』の名称の由来」(*1) という知識がジャマをして、素直な気持ちで その光景を見ることができないのだよ。

その前提の知識があると、「感触、形状、数量」といった 微笑みの要素が、ことごとく歪んでしまう。しかも、微笑んでいるのは少女。

世の中にはきっと、知らないほうが幸せである事象も多いと思うが、これもまた その中のひとつである。

-----

(*1) きんたま


#397

台風に伴う暴風雨の中、電車で通勤中。

車内はなんだかピリッとした雰囲気。

マドの外では 持っているカサがぶっ壊れる人もあり。


#396

東京メトロの駅に設置されている電光掲示板の表示が、おかしい。

電車がまもなく駅に到着するとき、電光掲示板には「電車がきます」と表示される。もちろん、これはおかしくない。
その表示を見て 電車が来ることを認知し、ホームの端から身を遠ざけたりと 電車の入線に対する心構えができる。

では、それとは別に表示される「後続電車接近中!」を見て、僕ら利用客はどうすればよいのか。

「花粉前線北上中!」にも似た この文字列。ただならぬ気配だけは感じるが、対処の正解が解らない。
花粉前線が北上してきているのなら アレルギー科の病院に行ってクスリを処方してもらったり マスクを着用して外出したりといった行動がとれるが、後続電車が接近してきていることを「!」つきで知らされた場合は どうすればよいのか。「電車がきます」との違いとは…?

この「後続電車接近中!」の表示は、東京メトロの駅以外では見たことがない。
東京メトロの内輪ネタとかだったら そんなテンションで表示する必要もないし、職員が携帯している無線機? みたいな装置でやりとりしていただきたい。あるいは、その表示を見た利用客は どう対処すればいいかを ご教示願いたい。

よく「東京の地下鉄は解りづらい」といわれるが、その理由はコレじゃないかと思う。


395a.jpg

新種のキノコなのに「カブラアセタケモドキ」。

彼にしてみれば 自分はオリジナルだと思って育ってきたハズなのに、人間に発見されてしまったばっかりに、そっくりさん呼ばわり。逆に 見つけられたくなかったであろう。

いや、もしかしたら 本家「カブラアセタケ」より 彼のほうが早く、地球上に存在していたのかもしれない。発見されるタイミングを逃したばっかりに、そっくりさん呼ばわり。

しかも、彼を発見した際、イヌがヒドイ目に遭っている
イヌをヒドイ目に遭わせ、そっくりさんのポジションを得た彼。

「カブラアセタケモドキ」。彼の気持ちを考えると、なんだか いたたまれない。

#394 日曜日の夜

ある日曜日の夜、僕は テレビを観ていた。

ゾウが出てきたのを観た僕は、思わず「ぞうさん...」と つぶやいてしまった。
食事の支度をしていた妻が その僕のコトバに反応した。

「えっ お師匠さん?」

いや、何で僕が ゾウに対して「お師匠さん」と言うのか。残念ながら、ゾウと僕の間に 師弟関係はない。
「いや、お師匠さんなんて 言ってない。ぞうさん、とは 言ったけど」と、僕は やんわりと間違いを訂正した。妻は続ける。

「なんだ。カメが出てたから、それに対して言ったのかと思った」

確かに ゾウが出る前に カメが出てきたが、問題はそこではない。
キミは キミの夫を何だと思っているのか。

「だって、カメ 好きでしょ?」

確かに 僕はゾウより カメの方が好きだし、ペットショップのカメコーナーでテンションが上がる。語尾に (亀) とか 付けたりもする。それは そうかも解らない。
しかしながら、残念ではあるが、カメと僕との間にも 師弟関係はない。カメに対して「お師匠さん」なんて 言ってないし、言う理由もない。

否定と訂正を繰り返す僕。
腑に落ちない ようすの妻。

すべては、思わず「ぞうさん...」と つぶやいてしまったばっかりに。
日曜日の夜は、ただ、更けていく。

#393

#392 において、比較音声があったほうが解りやすいと思うので、探してきた。本当にネットはベンリ。

-----

■ 『伯方の塩』の曲

■ 『ドリフ大爆笑』のオチの曲(8:20 くらいから)

-----

あれ、そんなに似てない...?


-----

あと、6年目ということで、サイトのデザインを 新しくしました。よろしくお願いいたします。

#392

『伯方の塩』の曲と『ドリフ大爆笑』のオチの曲は似ている。

それだけだ。


#391 五臭年

このサイトの前身となる『Tokyo Short Sight』を開設したのが 2004年10月1日なので、今日で まる 5年となる。なんと 6年目に突入。
そのワリには やっと 391回目の更新という体たらくであるが、今後ともご愛顧賜りたく思う。

なんだか事務的な文章となってしまったので 苦し紛れに読者のみなさまへのご提案であるが、unko のことを「うんぽこ」と呼ぶのは、いかがだろうか。業界用語だと「ぽこうん」だ。


東京異常階段 について

■ 作者:
 文豪きどり
 松岡
 1982/05/29 -
 好きな食べ物は屋台の焼きそば
■ 概要:
 □ 異常階段:
 東京近郊に存在する たぐいまれな階段を紹介
 □ column - TokyoShortSight:
 東京に住むいち人間として近視眼的にモノを見て、そのことについて書いてます
■ メール:
 matsuoka@ijo-kaidan.net

    follow me on Twitter

    アーカイブ

    掲示板

    ■ 感想など何かしらお願いします。

    異常階段

    • kaidan017.jpg
    • 東京都足立区/住宅の取り壊しに伴い、いままで隠れていた異常階段が出現