2007年9月アーカイブ

#245 数式の証明

電車ではよく眠ってしまう。座った瞬間にはもう意識がない。

このとき気をつけたいのは、まぶたを閉じている感覚がないのに視界が真っ暗になっていることが多々あることだ。

つまりそれは、白目だ。

さすがに電車の中で白目になっているのはマズイ。
僕を見た他の乗客が、列車の非常停止ボタンを押してしまうかも解らない。乗務員ならびに駅係員に通報されても、白目では仕方がない。

ただ、ここで役に立つのが、僕のまつ毛が長い逆さまつ毛である、ということ。
この逆さまつ毛で得することは何もないと思っていたが、この睡眠時のうすら白目をフタしてくれているのだ。これはベンリ。

コンプレックスがコンプレックスをカバー。マイナスにマイナスをかけたとき、それはプラスになる。

#244

武蔵野線で寝てしまって、起きたら西船橋(平たく言えば端から端まで乗った、ということ)だよ。どんだけ~(いま流行りの超絶GAG)

#243

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9月3日はドラえもんの誕生日。

誕生花は「ひょうたん」で、花言葉は「夢」だなんて、うまくできている。

#242

職場より帰宅中。

明日からしばしの休みに入るので、仕事を進めておかなければならず、帰宅も遅くなった。
迫りくる終電の時刻のなか、仕事のクオリティも微妙に。書類に貼るインデックスもズレまくる。

ふと、夏休みの最後に差し掛かると宿題のクオリティが微妙になっていた学生時代を思い出した。
社会人には夏休みの宿題などないが、本質的な部分は不変である。僕自身は何も足されず、何も引かれず、だ。

つまり、小5のころから精神面は変わらずに、そこから加齢臭が強まったのが僕である、という結論に達するのだが、みなさんいかがだろうか。

#241

都営大江戸線で移動中。

クツの中でくつ下の親指の部分に穴が開いて、それがどんどん広がっている感覚にさいなまれている。

破竹の勢いでクツを脱ぎくつ下の現状を確認したいが、移動中ゆえそれも叶わず。嗚呼、ここは東京砂漠。

というより、確認したところでもうどうしようもない。
ただただ、くつ下と対峙するのみ。

#240 めんつゆ

台風が関東に上陸。だが僕は職場へ向かう。

生きるということは、とても難しい。だからこんな風雨の中でも職場へ赴かなくてはならないのだ。
しかし、職場へ向かおうにも JR武蔵野線は通常の3割程度の本数で運転されていた。僕は仕事に行かなければならないのに、鉄道を運行させるという鉄道会社の仕事は おざなりになっているというところに、世の不条理を感じる。だが、それこそが自然のもたらす災害というものだ。致し方あるまい。

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さて、通常の3割程度の本数で運転されていた JR武蔵野線。
当然のことながら 需要に対する供給は不足し、端的に言うと駅にすら入れないような状況であった。
画像を見るとお解りいただけるとおり、ちょっとシャッターもおりている。乗客を拒否したい 駅さんの願望が垣間見られた。

1時間程度経ったところで やっとホームに入れた。
だが、3割の本数なので なかなか電車は来ない。数駅先から電車がこちらの駅に向かっている旨が、アナウンスされている。

これが、少しずつ少しずつこちらの駅に向かっているので面白い。
「府中本町行きは、ただいま南流山の駅を出発しました」
「府中本町行きは、ただいま南流山~三郷間を走行しております」
「府中本町行きは、三郷の駅を出発しました」

まるで 24時間テレビのマラソンだ。

めんつゆをすすりながら武道館を目指す欽ちゃんのごとく、府中本町行きは 少しずつ着実に、この南越谷駅を目指している。負けないで、もう少し、最後まで、走り抜けて!

やがてこのアナウンス。「府中本町行きは、お隣り吉川駅を出発しました! もう今しばらくお待ちください!」。アナウンスにもチカラが入る。あれ、泣いてる...?
そして流れる自動放送。「まもなく 1番線に 電車が参ります。黄色い線の内側まで お下がりください」。サライの大合唱だ。もう 涙で視界はにじみ、黄色い線だか黄色い Tシャツだか 解らない。

ホームに立ってから、待つこと30分。ついに目の前に到着した 府中本町行き。そのカオに疲労の色(オレンジ)が隠せない。
でもよく耐え抜いた。これもひとえにめんつゆのおかげ、いや ゴールを目指すんだという強い信念のたまものである。
その栄誉を讃え、ギャラリーはみな 拍手とともにその到着を迎え...。

無言で乗り込む乗客。聞こえるのは拍手ではなく、混雑している電車に対する舌打ちのみ。
これが現実。これが生きるということ。生きるということは、本当に難しい。

#239 台風

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東京に台風が向かっている。

台風がやってくると思い出すのが、高校のオノ先生(仮名)だ。
オノ先生は古文・漢文担当の いわゆる おばあちゃん先生で、物腰は優しく めがねをかけていた。

ある台風が接近している秋の日の授業中、オノ先生は「スゴイ天気ねぇ」と言いながらマドに近寄った。確かに外はものすごい風雨で、視界も利かない。木々は揺れ、雨が波打つように地面に叩きつけている。
翻って、建物の中。もちろん風も雨もなく、あたかもその荒天は絵画であるかのよう。そのマド1枚を隔てただけで...

「あああ~ッ!」

急に すっとんきょうな叫び声が! 声の出所(でどころ)はオノ先生だった。
あれ、オノ先生、なんでマド開けてるの!?

マドをちょっと開けてみたオノ先生、マドのスキ間から風雨がカオに直撃して、顔面がぐちゃぐちゃに。髪の毛は頬にベッタリだし、めがねもズレてる。災害が都市にのこすツメ跡の縮図が そこに。
なぜオノ先生が このタイミングでマドを開けたのかは、いまもってナゾである。

こんなオノ先生だが、年中行事の百人一首大会でエキセントリックなマイクパフォーマンスをしてから 急に学校に来なくなってしまったところも興味深い。
あのときの「ぁあさぼらけぃ~(上の句)」は、確かに寿命を縮めていたよ。残り少ない気で ムチャしやがって...。

#238

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船上から工場を観るツアー(ホントは違うけど)の真っ最中です。テンション上がるなあ!

東京異常階段 について

■ 作者:
 文豪きどり
 松岡
 1982/05/29 -
 好きな食べ物は屋台の焼きそば
■ 概要:
 □ 異常階段:
 東京近郊に存在する たぐいまれな階段を紹介
 □ column - TokyoShortSight:
 東京に住むいち人間として近視眼的にモノを見て、そのことについて書いてます
■ メール:
 matsuoka@ijo-kaidan.net

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