2007年5月アーカイブ

#222 5月29日が誕生日でした

「温まりにくく、冷めにくい」が解らない。

水は金属に比べ、熱伝導率が低い。
すなわち、金属は「温まりやすく冷めやすい」し、水は「温まりにくく冷めにくい」のだ。ごく一般的で、なんら疑問はない。

だが僕は、この水の熱伝導率の低さを表現した「温まりにくく、冷めにくい」が解らないのだ。
小学校の授業で初めて登場したこの概念。僕をハメるに充分な言い回しであったし、いまでもよく解らない。

そもそも「温まりにくい」と言っているのに、もう「冷めにくい」とまで言い出しているのが腹立たしい。なんだ、できないのにやった気か。皮算用か。
結局「温まりにくく、冷めにくい」のでは、普通の温度じゃないか。「普通です」と言える勇気も大事である。

もうこの際、「温まりにくく、冷めにくい」ではなく、「普通の温度です」と言ってしまえばよい。

ココまで書いたが、「温まりやすく、冷めやすい」も突き詰めてしまえば「普通の温度です」となることに今さら気づいた25の夜。四捨五入すると30だぜ。30だーゼ~!(スタパ斎藤風)

 

奥歯の辺りが痛むので、歯医者に行ってきた。
いや、診察予約日が到来した頃には良くなってきたのか そんなに痛くなくなってきたのだが、それでも見てもらったほうが良いと思い、重い腰をあげて自転車を走らせた。

診察台に腰掛け、イスを倒される。やがて歯科医が僕のクチの中をあれやこれや始める。
もうすぐ 25歳になるだが、やっぱり歯医者はコワイ。僕はコワイので終始 目を閉じていた。

実は同じような奥歯の痛みを感じたことが 2年ほど前にあり(#079参照)、そのときは電気メスで炎症を起こしている歯肉を焼き切る、というソリューションにてクチの中に平安がもたらされたのだった。
なので、今回も同様なソリューションをもって、再びクチの中に平安がもたらされると思っていた。目を閉じているのでよく解らないが、この歯科医はきっと今 電気メスで歯肉を焼き切っているのだと。

やがて治療が終わり、歯科医がこう言った。「終わりましたよ。取ったの見ます?」
何を言うか。切り取った歯肉など見たくない。どうせピンク色の肉片が...

あれ...なんかアレ、白くね? あそこに置いてあるの、ワシの歯じゃね...?

今回のソリューションは、「歯肉を焼き切る」というものよりもさらに合理的な「抜歯」であった。
ちょっとこれは、歯科医が調子に乗ったとしか思えないだが、いかがだろうか。

 

週末、友人のお誘いで 恒例の都市河川クルーズに行ってきた。漁船のような船で東京を流れる小さな川を巡る、2時間程度の船旅である。

僕は 東京という都市の魅力のひとつに、こういった小さな河川の存在があると思う。
都心の流れる小さな河川の上には高速道路が走り、川の魅力を半減させてしまっているようではあるが、僕は逆にこれこそ狭い土地に人とモノが集積した東京本来の姿ではないかと思う。
高速道路にフタをされてしまった小さな河川もまた、東京という都市の無計画さ、脆弱さ、その中でさらに巨大化し続けるというバランス感覚、陰と陽を併せ持っているのだと思う。

 

220a.jpg

添付の画像は、日本橋川から船で見上げた 日本橋である。

この、日本の道路の基点となった日本橋の上にも、無愛想な首都高速が鎮座している。
この日本橋の上空を走る高速道路を地下化し、再び日の光を日本橋に取り戻そうという話もある。僕はいまのままでもいいと思うし、高速道路を地下化してもいいと思う。
どちらにせよ それが東京という街であるし、東京の街の歴史になるからだ。景観を守っても、景観を壊しても、すべてを含有したそれこそが「東京」なのである。

僕がそんなことを思った その2日後である。

都心の日本橋川、漂う足を清掃船が発見...事件・事故で捜査

5月14日20時37分配信 読売新聞

14日午後1時20分ごろ、東京都千代田区一ツ橋の日本橋川から、人間の足のようなものが見つかったと110番通報があった。

警視庁神田署が調べたところ、発見されたのは、人間の右足のひざから下の部位で、同署は、事件と事故の両面で、該当する人物の特定を急いでいる。

同署によると、通報したのは都環境整備公社の職員。清掃船で現場付近を通過中、水面近くを漂っているのを見つけ、その後、船尾に取り付けられている網の中に入ったという。足のサイズは23センチだが、腐敗が進んでいるため性別は不明。ふくらはぎに切り傷があった。切断面は引きちぎられたような状態で、ひざのすぐ下の骨が折れていた。

ちょっと これは! 川に漂う足とか、こればっかりは「東京」に含有しなくてもよいと思う。

 

新宿で会社の同期と遊んだときのこと。

ひととおりショップでの冷やかしを楽しんで外に出ると、昼下がりでまだ日が高いというのに 空は漆黒の闇を思わせるほどに暗くなっていた。
程なくして降り出す大粒の雨。すぐさま地下街に逃げ込んだ。

ケータイで天気予報を確認すると、どうもすぐにはやみそうもない。
新宿は地下街で広くつながってはいるが、やはり移動は制限される。なにより、これから遊びに行こうと思っていた場所へ行くためには、いったん外に出なければならない。

僕らはあきらめて カサを求めに歩いた。
やがて西武新宿駅の駅ビルにたどり着いた。ココの最上階には100円ショップもある。急場しのぎのカサとしてならば、100円で充分である。

エレベーターホールで、エレベーターを待つ。
土曜の昼下がり。エレベーターの前には、人が集まってきた。

静かにエレベーターが開くのを待つ群衆。誰も言葉を発さない。
その状況下、同期のホサカくん(仮名)が ビルの階層案内図を見ながら、やっちまったのだ。

「100円ショップ、ギャランドゥか...」

おいおいカウボーイよ、よく見るのだ。それはヒデキのアレではなく、『キャン★ドゥ』であろう。なぜそこだけ音読してしまったのか。
静かにエレベーターを待っていた群集ではあったが、その瞬間 静かに「ざわ・・・」となったことは、言うまでもない。

 

#218 ただいま

ちょっと出かけてくるはずが、半月以上もお留守にしてしまいました。

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ついにこっちのサイトにまで登場したウチのうさぎ(かわいい)であるが、やはり飲み会などでもウチのうさぎ(かわいい)の話をしてしまう。

先日の飲み会でも ケータイで撮った画像などを駆使して、ウチのうさぎ(かわいい)のかわいさ、愛らしさを、周囲に展開した。
すると、自宅で犬を飼っている後輩の女子が食いついた。「かわいいですね。服とかは着せないんですか?」

ウチのうさぎ(かわいい)は小さいので、ちょうどいい大きさの服はないのではないだろうか、リードと一体型になっている服は見たことがある気がする。
僕はその旨を後輩に伝え、「着せるとしたら、どんなのがいいかな?」と逆にたずねてみた。
すると後輩は答えた。

「う~ん、チョッキとか?」

2007年新宿。僕より年が下の女性のクチから「チョッキ」という単語が出てこようとは。
もうその類の言葉は、昭和という時代とともに あの頃にそっと置いておこうではないか。

 

東京異常階段 について

■ 作者:
 文豪きどり
 松岡
 1982/05/29 -
 好きな食べ物は屋台の焼きそば
■ 概要:
 □ 異常階段:
 東京近郊に存在する たぐいまれな階段を紹介
 □ column - TokyoShortSight:
 東京に住むいち人間として近視眼的にモノを見て、そのことについて書いてます
■ メール:
 matsuoka@ijo-kaidan.net

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