2006年5月アーカイブ

風の強い日、コンビニのビニール袋が宙を舞う。

幼きころ、宙を舞い 国道を走るトラックの風圧で さらに高く舞い上がるこのコンビニ袋に、ロマンを感じていた。
どこまでも高く舞い上がる コンビニ袋。まるで重力を無視するかのように、気流をとらえたそれは どんどん小さくなってゆく。

だが、まもなく24歳(本厄)になろうとしている今でも 僕はあの頃のようなワクワクを感じているのであるが、それはいいのだろうか。

強風でコンビニ袋がちょっと浮く。ただそれだけだ。
そのコンビニ袋が 中央分離帯を越え、対向車線を行くクルマにあおられ、ついに身長を超える高さに舞い上がる。もうこの時点で、コンビニ袋にクギづけである。
風を捕らえ 歩道橋を越える高さにまで達し、強烈なビル風に乗って ものすごい勢いでコンビニ袋は遠ざかっていく。旅立ちのときである。
消えてゆく、7 & i HOLDINGS の袋。続編をにおわせながら幕を下ろす映画のような エンディングである。

結論が出た。コンビニ袋には、24歳(本厄)になっても ワクワクすべきである。

 

#171 省略体

「火曜日」などの「曜」の字を「日玉」(日へんに玉)と 省略して書く人が、いるだろう。

僕は小学校で「火曜日」の「曜」は 「曜」のみしか学習していないので、「日玉」(日へんに玉)を使用しているのを見ると、どうも違和感を覚えていた。前後の「火」「日」の字から推測して その字は「曜」の省略体なのかなと、やっとの思いで理解できたのだ。
漢字の読みは、基本的に右側の"つくり"から由来するということも学習していたので、「日玉」(日へんに玉)を「よう」と読むことにも 慣れなかった。今でも 「曜日の"よう"だ」と理解しながらも、なんとなくその字を「たま」と読んでしまう。

そういうワケなので、「定休日:毎週金曜日」の「曜」の字が「日玉」(日へんに玉)と書かれていると、個人的にひと騒動起きてしまう。
意味は理解しているのだが、「ていきゅうび:まいしゅう きんたまび」と 脳内で音読してしまうのだ。もうこれは 仕方のないこと。
「まいしゅう きんたまび」が定休日。そんな日は 休んで当然である。そんな日は、きっと僕も会社に行かない。

これからも僕はきっと「日玉」(日へんに玉)を「たま」と脳内で発音し続けるだろう。そして 女性が「金曜日」を省略して書くたびに、個人的にひと騒動起こしてしまうのだ。

 

#170 THE SHOW

会社の帰りの東京メトロ南北線において。

なんとなく車内を見回していたら、女性のはいている迷彩柄のパンツに 何かのロゴが書かれていることに気づいた。
サンオツ(*1)のツーケー(*2)であるなら その瞬間 興味を失うのだが、何と書かれているのか気になったので 解読することにした。

そのロゴは ワリと崩れたフォントで書かれているので、解読するのに手間どる。
なんだろう、O と W か...? その 前には... H ...?

あっ、氷解した。「SHOW」だ。

尻に「SHOW」と書かれている。果たしてそれは、どうなんだろう。尻見せカウガールである。
その「SHOW」が金色で書かれていたことも ここに追記しておこう。

(*1)サンオツ...「おっさん」の業界用語。はやるぞ!
(*2)ツーケー...「ケツ」の業界用語。はやるぞ!
ちなみにツーケーをさらに限定的にしたものが、おなじみの爆心地 となります。

 

東京異常階段 について

■ 作者:
 文豪きどり
 松岡
 1982/05/29 -
 好きな食べ物は屋台の焼きそば
■ 概要:
 □ 異常階段:
 東京近郊に存在する たぐいまれな階段を紹介
 □ column - TokyoShortSight:
 東京に住むいち人間として近視眼的にモノを見て、そのことについて書いてます
■ メール:
 matsuoka@ijo-kaidan.net

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