2005年9月アーカイブ

#136 FLY FLY FLY FLY 大冒険!

会社のトイレの個人ブースで、用を足しながら眠ってしまった。

昨日は、家に着いたのが22時前だった。そして今朝は6時前に起きた。
疲れがたまるシーケンスの渦中。個人ブースで自分の時間を楽しむひととき、眠ってしまうのも仕方ないだろう。

だが、眠りから目覚めた理由が「筋斗雲に乗っている夢を見ていて、落ちそうになったのに連動してカラダがガクンとなったから」であったのは、いかがなものか。

現実をよく見ろ、みたむらさん。キミの乗っているのは便器じゃないか、カウボーイよ。
実際、夢の中で僕は、筋斗雲というか便器に近い何かに乗り、木々をかき分け滑空していた。

そして己の爆心地(*1)の直下には、直前に産み落とされた、ほっかほかのサムシングである。

つまり、こういうことである。
『TOTO』あるいは『INAX』と書かれた、「おしり」とかいうボタンを搭載した筋斗雲にまたがり、颯爽と参上する僕。
そして、おなじみのこのセリフである。「オッス! オラ、みたむら! いっちょ やってみっか!」。
下半身の衣類は、すでにズリ落ちている。
この おなじみの決めゼリフの後で僕が何を いっちょ やってみるのかは、文章の流れから推測していただきたい。

会社では仕事柄あまり会話を交わさないので、だいたいこんなことを考えています。

(*1) 爆心地...包み隠さず言えば、肛門のこと。

 

#135 瞬間の芸術

小学校のプールの時間の前後は、教室内で更衣を行う。

いま考えると人権蹂躙も甚だしいと思うが、少なくとも僕が小学生のころまではそうだった。
そこで僕は、不細工です代(from ラッキーマン)風味な女子児童の生ケツを目撃してしまうという、ある種のトラウマを抱えたワケだが、僕よりも大きなキズを抱えてしまったのはほかでもない、ヨシノ君(仮名)だろう。

プールの時間が終わり、教室で更衣する我がクラス。このとき、事件は勃発した。

ヨシノ君のパンツがない。

なんか てるてるぼうず のようなタオルを身にまとったまま、自分のパンツを探すヨシノ君。その形相に一切の余裕はなく、切迫した事実を物語っていた。
実際、そのまま直でズボンをはけばいいものの、そういった寛大な心はなかったのだろう。大慌てで、自らのスキャンティーを探すヨシノ君。

そのとき、窮地に立たされたヨシノ君に、オオサト君(仮名)から最高峰のソリューションが提示された。
「ヨシノ、とりあえずこれで(股間を)隠せ!」

オオサト君の右手に高々と掲げられたのは、汚く"神"と書かれたわら半紙であった。

この"神"の文字は、ドラゴンボールに登場する神さまのロゴをあしらったものである。あの騒動の渦中、わざわざ"神"と「ほけんだより」とかの裏に書いたのである。
いまとなってみると、かなり逸脱したセンスである。むしろ排他的ともいえよう。

半泣きで"神"と書かれたわら半紙を股間にあてがうヨシノ君。
もうどこまで真剣なのかが解らない。混沌と混乱と狂熱の青春である。

半泣きで股間に"神"。実際、これこそがガチの人権蹂躙である。

 

#134 めがね雑誌

彼女のバイト先(マック臭)の人が、僕のことを東京メトロ千代田線北千住駅のホームで見かけたらしい。

帰宅ラッシュで人ごみにあふれる北千住駅ホーム。その中で、僕という生ゴミのような存在を見出すというのは、奇蹟に近しいのではないか。
その上、その彼女のバイト先(マック臭)の人は、僕が就職することによってマックと決別するのに前後して、マック臭に染まった人である。僕と仕事をしたあの短い期間で、僕という生ゴミの特色を、よく覚えることができたものである。

そういう数々の奇蹟を念頭に置き、僕は彼女に「それにしても、僕がよく解ったよね」と言った。
それに対し、「ちえさん(バイト先の人の名)はバドミントンやってるからね、動体視力がいいんだよ」と彼女。

いや、動体視力が良くないと捉えられないような動きを、僕はしていない。

「や、別にそんな素早く動いていたワケじゃなくてね...」
「バドやってると動体視力が良くなるからね」
「うん、人ごみの中で見つけられたっていうのがスゴくて...」
「さすが ちえさんだよね、動体視力もいいし」
「や、動体視力とかじゃなくて、僕の特色とか覚えているのもスゴいよね」
「バドやってると動体視力が良くなるからね」

平行線をたどる会話。

 

東京異常階段 について

■ 作者:
 文豪きどり
 松岡
 1982/05/29 -
 好きな食べ物は屋台の焼きそば
■ 概要:
 □ 異常階段:
 東京近郊に存在する たぐいまれな階段を紹介
 □ column - TokyoShortSight:
 東京に住むいち人間として近視眼的にモノを見て、そのことについて書いてます
■ メール:
 matsuoka@ijo-kaidan.net

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