2005年2月アーカイブ

彼女がケータイを MOVA から FOMA に切り替えた。

いろいろ興味深い機能が目白押しの中、彼女は僕にプーさんの歌を聞かせてきた。プーさんがケータイの中で歌ってる。
「♪お~なか が す~いたよ は~らぺ~こ お~なか だ」。ここまで自らの空腹を他に誇示できるところもスゴイ。

その後くまはハチミツがどうのこうのと歌い、曲も佳境に入る。「♪は~ちみ~つ の た~めな~ら ど...」
くまが「ハチミツのためなら、ど」と歌ったところで曲が突然にフェードアウトし、音声の再生が終了した。終わり方が不自然すぎる。

「ハチミツのためなら、鈍器で撲殺」だろうか。
だとしたら確かに、コドモには聞かせられない。フェードアウトも理解できる。

 

JR の路線図を買い求め、意気揚々とチャリで帰宅。この日は春一番が吹く陽気のいい日だったのだが、さすがに日が落ちると冷えてくる。

冷えてくる。上着も薄い。チャリをこぎ、風を受ける。
ヤツが来た。

アレ、腹、痛くね? 早くも限界 近くね?

チャリをこぎ、家路を急ぐ僕をあざ笑うかのように、ヤツは Knockin' on my 爆心地(*1)。おいおいカウボーイ、今年で23歳になるというのに、チャリをこぎながらやっちまうワケにはいかないだろう。
その上この自転車の車輪に空気を注入したのは、つい最近である。そのためか、路面の振動がダイレクトに爆心地に達する。外からも爆心地をノックしているのである。まるで内側と外側とで、そのカベを取り除こうとしているかのようだ。

このベルリンの壁が崩壊した瞬間、僕の東西冷戦は終ケツする。だが、それはまだ時期尚早だろう。

僕は僕の機動隊を出動させ、壁の崩壊を寸でのところでどうにか抑止した。そして、その辺にあったボウリング場に駆け込み、トイレの個人ブースに飛び込み、壁の崩壊を容認した。
民主化が訪れた。僕の冷戦は水流の音とともに、終ケツしたのであった。

今日という日のピンチを乗り切り、僕はすがすがしい気持ちで手を洗った。手を洗いカオを上げたら、そこにはカガミに映る僕がいた。

アレ、目の周り、濡れてね? コレ、ワシの涙じゃね...?

23歳になる今年、僕はうんこが漏れそうになって、涙ぐむ。マジで今年は当たり年(*2)だ。

(*1) 爆心地...包み隠さず言えば、肛門のこと。
(*2) 今年は当たり年...ふたご座の人は、今年は12年に一度の当たり年だそうです。

 

#082 100円程度の接客

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近所の東急ハンズで「鉄道掘り出し物市」という催しが行われていて、それが今日までだったのでチャリにまたがり行ってきた。
添付の画像はそこで購入した東京近郊路線図である。JR の車両の上部に貼ってあるアレだ。2,000円という値段に躊躇もしたが、しかしこうして今は手元にある。

この手の物品は、興味のない人間にとっては紙クズ同然だろうが、こうして2,000円の値段がついて、しかも売れているのもまた事実なのである。
僕はこうしてその写真まで撮って、その満足を多くに知ってもらおうとしている。や、楽しいよ。

話は前後したが、コレを手にしてレジで待っているとオッサンが現れ、「ねぇ、コレどこにあったの?」と聞いてきた。
僕は「あぁ、向こうにありますよ」と答えたが、釈然としない。僕がいる場所はレジ前なので、すぐそこに店員がいるじゃないか。

それを見ていたのか見ていなかったのか、店員は苦笑していた。なんだこれ。なんだこの屈辱感。
店員の役目の一端を果たした僕だ。2,000円のところを1,900円くらいにはしてくれないか。

 

#081 サブウェイ

小学校のころ、確か家庭科の時間だったと思うが、一日の食生活を表に書き起こす内容の授業があった。

僕は、同じ班だったクラタ君(仮名)の表をチラリと見た。
小学生当時である。英語の発音など、満足できるものではないだろう。

だが、彼の表の朝食の欄にはしっかりと、「サンドウィッチ」と書かれてあった。

どれだけネイティブなんだ。ココは東京都足立区の区立小学校である。そこは「サンドイッチ」と妥協してもよいだろう。

僕は「『サンドウィッチ』って! 『ウィッチ』って! ぶふわ(笑)』みたいに笑いつつ突っ込んだ。
すると彼は、「アレ、"ィ"は大きい"イ"だったっけ? 『サンドウイッチ』だっけ?」とテンパり始めた。そういうことではない。
そのあと僕が笑い死にそうになったことは、読者の誰もがうなずくところであろう。

それ以来、「サンドウィッチ」あるいは「サンドイッチ」を見るたびに、僕は特別な感情が湧く。

 

彼女とふたりで焼き肉屋に行ってきた。テーブル席だったので、彼女とは対面になるように座った。

僕はコムタンクッパを食べていた。すると彼女はウデを伸ばし、僕の眼前のコムタンクッパのスープを味見したのだ。
コムタンスープがおいしかったのだろう、彼女は赤ちゃんが「おいしい」とやるように、手を頬のあたりに持っていった。

そしてその瞬間、彼女の後ろの席から火柱が。なんだ、ミスター味っ子か。

今後も彼女が奇蹟を巻き起こすたび、追って報告していきたい。

 

#079 ハ★ブ★ラ★シ★!

22歳にもなってアレなのだが、歯医者に行ってきた。

先日からどうも右奥歯下に痛みを覚え、もう食べ物もおいしく感じなくなってきたので、重い腰をあげて歯医者へ行ってきたのである。
痛みの原因はペアレンツ・ネバー・ノウ、すなわち親知らずである。親知らずが出てきた部分の歯肉(歯肉?)が盛り上がり(心理的に、ではなく物理的に、だ)、盛り上がった歯肉を上の奥歯が噛んで炎症を起こしてしまったらしい。えらく長い文章になったが解っていただけただろうか。
というワケで、初診でいきなり電気メスを用い炎症を起こした歯肉を焼き切るという、カウボーイも真っ青の仕打ちを受けてきたのである。ホント泣くかと思った。

しかも、どうやら僕の歯磨きはド下手らしく、「歯がマジ汚ねーYO!(意訳)」と言われた。虫歯も5ヶ所見つかった。僕の歯はどうしちまったんだ。歯そのものじゃなくて、歯グキを磨く感じなの?

「歯がマジ汚ねーYO!」で思い出したのが、校内の耳鼻科検診である。小学校のことだ。
クラスのみんながいるのに、オオサト君(仮名)は校医に「耳あか!」とシャウトされ、検診を受けさせてもらえなかった。彼の外耳の耳あかが一線を画していたとはいえ、一種のドクター・ハラスメントだ、アレは。

翻って僕である。22歳という年齢を考えると、歯ぐらいはちゃんと磨きたい。

 

#078 前回(#077)の続き

なんというか、掲示板に2人ないしは3人程度の方々から「まあ楽しみにはしちゃいねぇけど、作るだけ作ってみたら? RGB」とか「しばやまさんの作る、パクリだらけの RGB 楽しみにしています!(亀)」、あるいは「米粒にも劣る RGB でしょうけど、作ればいいと思うよ」などの、終始「RPG(ロール・プレイング・ゲーム)」と「RGB(レッド・グリーン・ブルー)」を間違った状態の意見しか書き込まれないと思っていたのだが、掲示板には予想を超える人数の方々から温かいの書き込みが...! おおいくんの言っていたことはあながち間違ってはいなかったのか...!

コレだけ書き込まれたからには、今年度中には作り上げなくてはならない。どうにか3月終わりまでには、このサイトの『モリマン☆クエスト(仮)』のページに完成した RPG をアップしたいと思うので、心のどこかに留めておいていただければ幸いである。
ちなみに『モリマン☆クエスト』のゲーム名は今考えたので、変更される可能性もあることをご承知いただきたい。

僕は突き動かされた。糞刻みで RPG を作り出すことにしよう。
最後になりましたが、掲示板に書き込んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!

 

先日、"習志野の聖闘士☆坊主"改め"朝霞台のリムショット"改め"池袋ブクロの雄"ことおおいくんと会食した。

池袋でおおいくんに会った直後の僕の言葉が「カネ下ろしたいんだけどゆうちょの ATM どこかな?」で、自分でもどうかと思った。しかも駅の案内が不親切で、僕らは郵便局を求めて池袋の街をフラフラと歩いたのである。
やっとの思いで見つけ出した池袋郵便局は、なんと汚らしい雑居ビルにあった。雑居ビルの1階が窓口で、2階が ATM であった。さすがは狂い凍れる街「凍狂(トーキョー)」である。

僕がカネを下ろす前におおいくんも銀行で預金を下ろしていたが、どういうワケかお互いにマネーは底をついていた。よって僕らはイタリアンワイン&カフェレストラン『サイゼリヤ』で麺とも米とも汁とも夢ともつかないソレを、貪り食うことにしたのである。
ふたりで入店したというのにドリンクバーが3人分打たれていたことに不信感を覚えていたが、それにめげずに僕らは毒にも薬にもならないような会話を繰り広げた。その際に僕は、おおいくんにバイト先(マック臭)の割引クーポン券を36人前渡し、おおいくんの反応をうかがった。おおいくんは諸手を挙げて大喜びしていた。何だか、少し、哀しくなった。

その会食の中でおおいくんは、「みたむらさんが作る RPG、みんな楽しみにしてますよ」とかなんとか言っていた。そんなバカな。
あの宣言から確かに僕は RPG を作っていた。しかし作業はあまりはかどっていない。今月中には完成の予定であったが、まあ、いつになることやら、というのが実際である。
そこでおおいくんの「みんな楽しみしてますよ」発言である。本当だろうか。

というワケで、「みたむらさんの作る RPG 」を楽しみにしていらっしゃる方、そこそこ楽しみな方、それなりにやってみてもいいという方、米粒、その他ご意見を掲示板にでもお寄せください。それによって僕が分刻み、いや、糞刻みで動き出したり出さなかったりします。

要は、RPG を作ってもやってくれる人がいないんじゃアレじゃん? ということなのです。僕を突き動かしてください。

 

#076 サイドビジネス

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ご存知の方もいらっしゃるだろうか、『究極! 変態仮面』とは、週刊少年ジャンプ黄金期に密かに連載されていたマンガである。
内容は、主人公の男子高校生が女性もののパンツをかぶると己の潜在能力が100%引き出され、そのチカラでバッタバッタと悪者をなぎ倒していくというヒーローギャグマンガである。ふんだんに盛り込まれたシモネタもキツくないので、このマンガはワリとオススメである。

このマンガの単行本は全6巻で、僕は4巻まで持っている。いずれも近所の古本屋で購入したものだ。あとの5巻と6巻が見当たらず、僕は続きが読みたくてしょうがない。まあ、何だ、「読みたくてしょうがない」は言い過ぎた。
ところがいくら探しても近所の古本屋にもなく、Amazon.co.jp で購入しようと思い、検索してみた。

絶版だったのか! しかも中古で1,600円! もうカンタンには手に入らないのか。

それを目にした瞬間、手持ちの1巻から4巻を売却しようと思ったのは、誰にも内緒だよ。

 

#075 俺の事件簿(後編)

僕がチャリを盗まれたその日、バイト先(マック臭)のすぐ近くで殺人事件があった。

さらりと書いているようだが、さらりと書けるくらい、この手の犯罪は東京都足立区においては日常茶飯事なのである。治安の悪さを推考していただきたい。
ちなみにその事件はこちら(2005年1月29日付け)に詳しい。

さて、以前も書いたが、僕の働くバイト先(マック臭)の客の質は悪い。ときどき、サギまがいのクレームを訴えてくる客も見受けられる。もちろん、クレームのほぼすべてはこちらの不手際なのだが。
先日、チキンナゲットに骨が入っていた旨を告げてきた客がいた。しかしクレームの内容に不審な点も多く見られ、さらには金品を要求してきたのである。バイト先(マック臭)では、クレーマーの住所氏名等を控えておき、やや警戒していた。
そして、そのクレームを受けた数日後に殺人事件が発生し、新聞報道を見た僕らは驚愕した。

殺人事件の被疑者とそのクレーマーが、同一人物だったのだ。

僕は「チャリを盗まれただけでヨカッタ」と思うようにした。東京都足立区、本当に怖ろしい。

 

#074 俺の事件簿(前編)

「なんかこのケータイやたらデカイし折りたためないなあ」と思っていたら子機だった。それに気づいたときにはすでに節分も過ぎていた...。

さあ、どうでもいい前置きは気持ちよく破棄しよう。
さて、いきなりだが、愛用のチャリが何者かに盗まれた。治安の悪い足立区丸出しである。

バイト(マック臭)の休憩時間が2時間あったので、バイト先(マック臭)に程近いイタリアンワイン&カフェレストラン『サイゼリヤ』で麺とも汁ともつかないソレを貪り食い帰路(ゴー・トゥー・マクドナルド)に就こうとしたら、我が愛用のチャリンコこと自転車をその列から見出すことが出来なかったのである。
驚愕、蒼白、困惑、諦観。神は死んだ。

僕は連れの人に「チャリ パクられたモジャ」と告げ、トボトボとひとり、これまた程近い交番へと向かった。
交番で僕は、制服を着た公務員にそのツラい心情を吐露した。「私の自転車が、盗まれたのである」。公務員は返答した。「防犯登録の控えがないと、被害届も出せない。コレが、日本の警察なのである」。
防犯登録の控え? ああ、年末の大掃除の際、破竹の勢いで捨てたわ。

神は二度死ぬ。

 

東京異常階段 について

■ 作者:
 文豪きどり
 松岡
 1982/05/29 -
 好きな食べ物は屋台の焼きそば
■ 概要:
 □ 異常階段:
 東京近郊に存在する たぐいまれな階段を紹介
 □ column - TokyoShortSight:
 東京に住むいち人間として近視眼的にモノを見て、そのことについて書いてます
■ メール:
 matsuoka@ijo-kaidan.net

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